おとといの定休日、「オペラ座の怪人」をいつもの平和島シネマサンシャインで見て参りました。
平和島では水曜日に何回も映画を見ていますが、この映画が一番観客が入っていましたね。 と言っても50人ほどですが。 おばさま率もすごかったです。90%はおばさまでした。男はわずかに3人。 まさに、おばさま好みの映画なのでしょう。 ストーリーは「19世紀のパリ、オペラ座で、そこに住む伝説の男ファントム(怪人)の仕業とされる怪事件が多発。それらの事件は、彼が見そめた歌姫クリスティーヌをプリマドンナ(主役)にするために起こされたものだった。・・・・・」 結局のところ、ラブストーリーなんですね。 それもちょっと歪んだ愛、今の時代ではストーカーまがいの愛でしょうか。 すごかったです。 音楽の迫力、なんといってもこの映画はそれに尽きるでしょう。 絶対に映画館で見るべき映画です。家ではこのすごさは味わえませんよ。 オペラなんて生まれてこの方、一回も見たことない私でも、とにかく引き込まれてしまいました。 特に、ヒロイン役のエミー・ロッサムに。 彼女はこの映画の撮影の時、17歳だったそうですが、まさに可憐、キュート、さらに驚くのは圧倒的な歌唱力です。 とにかく彼女の歌はものすごいです。 去年見て感動した映画「ミスティック・リバー」(アカデミー賞総なめの作品)では、主人公ショーン・ペンの娘を演じていたので、普通の俳優さんかと思っていたら、大違いでした。 なんと、「幼い頃からオペラを学んできた彼女は、メトロポリタン歌劇場でプラシド・ドミンゴやルチアーノ・パヴァロッティらとも共演した経験を持ち、同劇場ではのべ6ヵ国語を使いこなし20以上の演目に出演、フランコ・ゼフィレッリ監督の『カルメン』やティム・アルベリー監督の『夏の夜の夢』などにも関わった実力派。ジェームス・レヴァイン指揮による『ファウストの劫罰』ではカーネギー・ホールにも出演を果たしている。」という人だったのです。 そんなすごい経歴を持っていたのですね。うまいはずですよ。 歌もうまく、演技もうまい、今ハリウッドでも期待の女優さんということです。 映画の採点は、満点の☆☆☆☆☆、星5つ。 とにかくエミー・ロッサムに星5つ、といった実に偏見に充ち満ちた採点になってしまいました。 すみません。 ちなみに家人はファントムに夢中でした。 公式ホームページでは、4曲聞くことができます。(一部ですが) ぜひ聞いてみてください。 でも本当のことを言うと、セリフのほとんどが歌ですから、ちょっと食傷気味になったことは認めます。 普通に話すセリフの場面では、ホッとしたりして。 タモリが前から言っていた、オペラの悪口、少しだけ賛成かもしれません。 音楽と歌の洪水の中に身を置く140分、絶対におすすめします。
by bcure
| 2005-02-11 19:13
| 映画
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