下妻物語 (採点:☆☆☆)
お約束どおり、きのうの定休日に「下妻物語」のビデオを見ました。
ずいぶん前ですが、週刊文春のコラムで辛口でお馴染みの小林信彦氏が、この映画をかなり褒めていたのが、印象に残っていました。
小林氏はこの映画を銀座の映画館で見たのですが、渋谷で見ればロリータの集団と一緒に見れたのに残念だった、と書いていたような記憶があります。(違っていたらすみません)

この下妻物語、けっこう人気らしく、近所のTUTAYAでもレンタル中ばかりで、一昨日やっと借りられたのです。

「茨城県・下妻。田んぼ以外に何もない、ヤンキー文化花盛りの田舎町。果てしないあぜ道をフリルの塊…いや、全身これ超メルヘンチックなファッションの女子高生が歩いている。宇宙人並みに周囲から浮いている。彼女の名は、竜ヶ崎桃子(17)。父親(筋金入りのダメ人間)が起こしたよんどころ無いトラブルのおかげで、桃子は住み慣れた関西(住民のほとんどがヤンキーか元ヤンキー。皆ジャージ姿の‘ジャージ天国’)から、この下妻にやむなく移り住むことになった。・・・・」(以上は、公式HPから)

まず、下妻とロリータファッションのギャプが非常におもしろいです。
何しろ、下妻の住人は全員“下妻のジャスコ”で買った洋服を着ているのですからね。
もちろん、そんなことは無いのですが、この話まんざらウソでもないかも?と思ってしまうから不思議です。
ちょっと話はそれますが、桃子が生まれた大阪“尼崎”では、赤ん坊から死ぬ時までジャージ以外の洋服は着ないという話も、ひょっとしたらそうかもしれない、と思ってしまうイメージが尼崎にはあります。(行ったこともない尼崎に対して、こんなことを書いてしまい、すみません。そんな感じがするだけです)

そんな下妻の田んぼ道を、ロリータ全開の桃子が歩いているだけで、笑ってしまいます。
そんな格好で、下妻→取手→日暮里→代官山と2時間半もかけて、憧れの地“代官山“へと通い続ける桃子もえらい!

そして物語は、ロリータ桃子とヤンキーのイチゴの友情物語となるのですが、このふたりの絡みもまた笑えます。
特にイチゴの言葉使い、態度、本当にヤンキーってあんなんでしょうか。
一言一言に笑ってしまいました。

それにしても、ヤンキーとかレディースとか、下妻に合ってますね~。
田舎だけど、東京からはそんなに遠くない、山奥でもないし、へんぴな所でもない。
若者もけっこういるけど、遊ぶところはない。
そんな雰囲気の下妻は、ヤンキーに何だかピッタリのような気がします。

映画の採点は、☆3つ。
すごくおもしろかったけど、それ以上は・・・・、そんな映画でした。

でも、配役は抜群でしたね。
桃子=深田恭子、イチゴ=土屋アンナ
これ以外には考えらでません。
一角獣の龍二=阿部 サダヲ、BABY, THE STARS SHINE BRIGHT の社長=岡田 義徳、このふたりもいいです。

ひとつ残念だったこと。
桃子の父親役が、宮迫 博之(雨上がり決死隊)だったのですが、彼がうまく使われてなかったかな~。
もっと彼に暴れさせてもよかったのではないでしょうかね。
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by bcure | 2005-01-20 11:21 | 映画
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