「龍時」
きのうの定休日、ある用事で長い時間電車に乗らなかればならなくなりました。
その間の暇つぶしのため、文庫本でも買っていこうと思い、アトレ大森の本屋さんへ。
何を買おうかとブラブラしていた時、「日本初の本格サッカー小説」というコピーが目に入りました。
サッカー好きとしては、買わずにはいられません。

「龍時01-02」野沢 尚著(文春文庫590円+税)
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イヤー、はまりました。

「スペインとの親善試合で世界の壁を感じた無名の高校生リュウジは単身スペインに渡ることに。家族との葛藤や友情を描いた青春小説」(出版社からの内容案内から)

サッカー好きにはたまらない内容です。
試合の時の描写が実に素晴らしい。
実際自分がそのフィールドに立って、プレーをしているような気持ちになってしまいます。

そして主人公のリュウジがいいです。
彼のサッカーに対する情熱、感動させられます。

さらに彼の家庭環境や親子関係など、サッカーを離れたところでもこの小説はいい!!

長く感じるはずの電車の移動が、あっという間でした。
それほど引き込まれた小説です。

帰りの大森駅、またアトレの本屋に行き、続編の「龍時02-03」を買いましたよ。
(「龍時03-04」もあります)

家に帰っても読み続け、結局その日に全部読んでしまいました。

著者の野沢尚さんについては、家人に言われてはじめて気が付きました。
(それまで読むことに熱中していて、著者が誰だかまったく気にしていませんでした。お恥ずかしい)

2004年に自殺をされた野沢尚さんです。
脚本家としても有名な方で、ドラマ「青い鳥」(出演:豊川悦司/夏川結衣)や「眠れる森」(出演:中山美穂/木村拓哉)など数々の作品があります。

野沢さんのことは詳しく知りませんが、「龍時」のような“前向き”な小説を書かれた方が、何で自殺を?という思いは強く感じます。

遺作となった「龍時03-04」も必ず読んでみたいと思います。
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by bcure | 2006-02-16 10:46 | その他いろいろ
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