柳行李
柳行李=やなぎごうり、と読みます。
若い方は見たこともないでしょうね。
私は子どもの頃、家の中で見たような気がします。(はっきりとしませんが)

コリヤナギという植物の茎で編んだ、「物入れ」です。
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(写真は、http://store.yahoo.co.jp/arumama/より)
小さい物では弁当箱、大きい物では着物を入れる箱など、昔は重宝されていたようです。
特徴としては、虫食い防止、湿気の吸収、丈夫で長持ち。

何でこんな事を書いたかというと、きのうの夜NHKで、チャレンジ!職人列島ニッポン  「柳行季~長持ちの秘密をみた」 という番組を見たからです。
「舞台は、かつて家庭の押し入れには必ずあった柳行李の里・兵庫県豊岡市。さまざまな興味で我こそはと手を挙げ、職人芸の世界に飛び込んだ若者たちが、手仕事に込められた古き良きニッポンの価値観と出会うドラマを追う」(NHKのサイトより)

番組は、寺内卓己さんという、この地方ではたった一人になってしまった柳行李職人に、若者が体験入門をするというもの。

伝統工芸を守る職人といえば、何となく響きはいいですが、これがまた辛い仕事なんですね。(寺内さん自身も、辛い仕事とおっしゃっていましたが)
なにしろ、コリヤナギを編んでいく作業中、ず~~といわゆる“ウンチングスタイル”(失礼!)なんです。
体験の若者なんて、たった5分で根を上げていましたからね。
そして硬いコリヤナギを、両手の人差し指だけで曲げていく作業もとても辛いそうです。

この作業を1日何時間も続けるわけですから、職人が減るのもうなずけます。
それに加えて、収入も非常に少ないとおっしゃっていました。

古くからの伝統工芸を守って行ってほしいと誰もが思いますが、それは所詮他人事なんでしょうね。

いろいろ考えさせられた番組でした。
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by bcure | 2005-12-27 13:17 | その他いろいろ
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